ノスタルジア

2010年12月17日

俺にも一応、親戚がいて従兄弟もいる。
自分で『いる』と言わないとどこか「忘れがちな存在」でもある。
だって、普段顔を合わせる機会などまったくなく、
この北海道においてはわが家族以外に親類はいないのである。
会えるとすればお盆に父母の実家に行き墓参りをする時くらいなもの。
だがそれさえも、父方の祖父母の他界によりその機会が遠のいた。
父が東北の実家を離れ北海道に来たのと同様に、
他の兄弟達も全国へと離れていった。従兄弟たちも同様に。。。
最後に親戚達と会ったのはもう「10年以上も前の事。」
俺は彼らの事をかろうじて覚えてはいるが、はっきりした記憶はない。
どちらかというと子供の頃の温かい思い出の中の出来事といった感じである。
きっと従兄弟達も俺の事は「覚えちゃいないだろう。」
あの頃の俺はどちらかというと、
極力目立たないようにおとなしくしている感じがあった。
まぁ~それは今も大して変わらないのだろうけど、
滅多に会わない人や「初対面の人に苦手意識」があったからである。
だから多分・・・俺の事はきっと「誰の記憶や思い出にも残ってない」であろう。
だからこそなのかもしれないが、『今の俺』のままで会って話がしてみたいなと思う。
あの頃話せなかった分、酒でも交わしながら話がしてみたい。
自分にとって従兄弟というのがどういう存在なのかを感じてみたいし、
「とにかく話がしてみたい。」
今ではもう遠い記憶。
優しくしてくれた従兄弟もいたし、
年は近かったが『麗しのお姉さん』的な人もいた。
今、どんな生活を送っているんだろう。もう温かい家庭とか築いているんだろうか。
『田舎』という言葉を見るとすぐに父の故郷を思い出す。
それは子供の頃に毎年通った場所であり俺にとっての『田舎』である。
ノスタルジアに浸る時、決まって父の故郷が出てくる。
そこが俺の「原風景であり俺の『田舎』」なのである・・・・・。
俺の従兄弟が「この日記を読んでくれているなぁ~んて事」はないのかな?!( ´・ω・)

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Posted by ロマニスト at 12:03│Comments(0)
 
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